今や“消えた”幻の米!ササニシキを購入できるおすすめ通販店
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京の米職人
※画像は京の米職人楽天市場店>>> |
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販売しているササニシキは、農薬・化学肥料5割減の“特別栽培米”と化学合成された農薬・肥料一切不使用の“JAS有機栽培認定オーガニック米”のみ。品質の割りに価格は良心的で、食味・安心・安全を重視する方から高い評価を獲得しています。サービス面も充実しており、分づき精米・鮮度を長持ちさせる真空パック詰め(15℃以下で約1年保存可能)・1ヶ月先までのお取置なども無料。商品によっては米ぬかをもらえます。新米は早くて毎年10月中旬頃から発送が開始され、予約販売も行われています。
JAてんどうフーズ うまいもの通販
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少人数やたまにササニシキを食べたい方、大人数でのまとめ買い等をお考えの方におすすめの通販店。玄米での販売、分づき精米等は行っていないものの、価格はかなりお手頃。もちろん安いから低品質というわけではなく、安全・品質管理は徹底されています。※梱包は通常のポリエチレン袋なので、長期保存をお考えの方は商品到着後、密封容器への小分け・保存場所等の管理はお忘れなく。
発芽玄米のふくい味覚倶楽部
※画像はふくい味覚倶楽部楽天市場店>>> |
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味・品質に満足できない場合、1週間以内であれば返品OK!販売されているのは、福井県から認証を受けた“農薬・化学肥料不使用”の無農薬栽培ササニシキ。1位“京の米職人”の有機栽培ササニシキと微妙に定義に違いはあるものの、通常の慣行栽培や農薬・肥料を減らした特別栽培米よりは断然安全なお米です。真空パック詰め希望の方は、別途約100円が必要。楽天市場・Yahoo!ショッピング・アマゾンで購入できますが、アマゾンでは『株式会社渡辺米穀』の名称で出店しています。
鈴木米殻株式会社
※画像は鈴木米殻株式会社楽天市場店>>> |
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2位“JAてんどうフーズ”同様、コスパが非常に良い通販店。販売しているササニシキはすべて1等米(お米の外観での等級で虫食いの有無、透明感等で判定)で、精米方法は玄米・白米のほかに便利な無洗米から選択可能。水を使用しない“乾式無洗製法”なので、食味の低下防止や酸化抑制効果につながります。また、発送日直前に精米、つきたて米が食べられる取り置きサービス・組み合わせ自由サービス(20kg以上購入から)も有り。玄米小分け10kg・乾式無洗米4.5kg・贈り物用精米4.5kgというように、お好きな精米方法を選べます。
ライス宮城株式会社
※画像はライス宮城楽天市場店>>> |
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西の魚沼・東の登米といわれる米どころ宮城県登米産の一味違ったササニシキを販売。この地域で栽培された米は、清流米としても有名で、清らかな水・豊かな土壌が旨みのある米を育んでくれます。精米は、発送日当日に行うため鮮度は抜群。以前は、天日干しのササニシキも販売していましたが、現在は『慣行栽培米』と『特別栽培米』のみ。
米侍のちょっとタメになる話『ササニシキ』の特徴
毎度毎度。ココからは、拙者米侍の“ちょっとタメになる話”を。
今回は“ササニシキ”。興味のない方は、読み飛ばしていただいて構いませぬ。
ササニシキ、いざ誕生へ
ササニシキは、1963年(昭和38年)に宮城県で誕生した品種で、親は、ハツニシキ(母)・ササシグレ(父)。
宮城県の顔として、全盛期は作付け面積が全国2位になるまで成長し、コシヒカリとともに米の横綱と呼ばれるようになりました。
ただし、
ササニシキには難点があり、それは...
ちょっと“虚弱体質”だったこと。
茎が弱いため、穂が実るとその重さに耐え切れずに折れてしまったり、稲特有の病気“いもち病”にかかりやすかったり、寒さに弱かったりと、栽培がとても難しい品種でした。
そして、1993年の大冷害をきっかけに、徐々に衰退の一途をたどることに...。
現在も、宮城県や山形県を中心に栽培はされているものの、
作付け面積は大幅に縮小され、“ひとめぼれ”や“コシヒカリ”といった品種に人気の座を奪われています。
ササニシキの風味
ササニシキの最も代表的な特徴は、
粒の大きさ | : 3.0 中粒 |
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甘み (味の濃さ) | : 1.5 かなりアッサリ |
柔らかさ (粘り気) | : 2.5 やや硬め |
くどくなく、甘すぎず、あっさりしていること。
モチモチ系に代表される“コシヒカリ”とは正反対の米で、
いい意味で味に主張がなく、おかず(素材)の旨みを引き立たせてくれます。
また、
粘り気が少なく口の中で優しくほぐれる食感も特徴で、パラパラ系の炒飯などがお好きな方には最適。
特に、お寿司屋さんの中には“シャリは絶対ササニシキ!”という方も多く、それは、
ネタの旨みを邪魔しないのは言うまでもなく、ササニシキのような硬めの米のほうが寿司酢が米粒に染み込みやすいからです。
残念ながら、
スーパー等では手に入りにくくなり、今や“お店から消えた米”と揶揄されるようになってしまったササニシキ。
価格も、希少米だけあり、他の米に比べたら正直高い...。
ただ、
全国にファンは多く、通販でも根強い人気をキープしています。
健康食を意識する方にはおすすめ!日本人のカラダに一番合うお米
米の粘りや甘みは、
その米に含まれる2つのデンプン『アミロース』と『アミロペクチン』の割合で決定され、
アミロース含有の割合が高い米 | サラサラしてアッサリしていますが、血糖値の急激な上昇を抑制・消化吸収が緩やか・胃もたれしにくい |
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アミロース含有の割合が低い米 | モチモチして甘めですが、血糖値が上昇しやすい・もたれやすい |
といった特徴があります。
特に注意を向けたいのが血糖値で、
血糖値の急激な上昇は、糖尿病・肥満・細胞を劣化させる糖化等のリスクを高めます。
そういう流れもあってか、
最近は食後の血糖値上昇を示す指標GI値が低い“低GI食品”を摂ろうといったキャンペーンが頻繁に行われています。
お米に話を戻すと、
例えば“コシヒカリ”は、品種改良の過程でもち米(アミロース含有0%)の血を引いていることもあり、アミロース含有量が少なく、甘めでもっちりした味が特徴。
ただ、食べたあとに“胃の重さや倦怠感等”を感じる方もおられるのでは?と思います。
それはまさしく、血糖値の急激な上昇が原因でカラダに負担がかかっている証拠。
一方“ササニシキ”は、米チャート図をご覧になっても分かるように、他の米と比べてアッサリ感はかなり強め。
コシヒカリなどと違い、もち米の血を一切受け継いない“アミロース含有量が非常に高い”品種です。
言い換えれば、血糖値を上昇させにくいカラダに優しいお米とも言えます。
ちなみに、
米アレルギーを引き起こす原因には『残留農薬・他の食品アレルギーとの関連・たんぱく質・デンプン質』が挙げられますが、原因がデンプン質の場合、ササニシキは非常に効果的なお米。
米に含まれるデンプン質には、上述したようにアミロースとアミロペクチンの2つがありますが、そのうちモチモチ感を感じさせるアミロペクチンが悪さをすると言われています。
もっちり感をアップさせるため、アミロペクチン含有量が多いモチ米等と交配・改良されてきたお米が多いなか、ササニシキはもち米の特徴を受け継いでいない品種。
日本人は、昔は粘り気が少なくアッサリした米を主食にしていたと言われており、アミロース含有量が高いササニシキはそうした日本人の自然な体質に合っているんです。
今や世界で注目されているマクロビオティック(1900年初頭に日本人医師によって提唱された食事法で、玄米菜食・穀物菜食・自然食・食養等とも呼ばれています。)でも、ササニシキは、日本人のカラダに最適な米とされています。
サッパリ系のお米が好きな人はもちろん、健康を重視する方は一度試してみてはいかかでしょうか?