どんな衣料用洗剤でも落ちない加齢臭にはコレ！通販で高い人気を誇る加齢臭用洗剤

我らを困らす頑固者！加齢臭の正体

加齢臭の主原因とされているのが、悪臭成分「ノネナール」。学術的に言うと、

分泌されている皮脂が、紫外線を浴びて酸化。
それが、活性酸素により過酸化した過酸化脂質が皮脂腺のパルミトオレイン酸という脂肪酸と結合して発生する物質です。

少々ややこしいですが、要は、“キンキンに錆びてこびりついた油汚れ”のようなもの。

普通の皮脂汚れ等と違いかなり頑固なため、一般的な洗濯洗剤では完全に落としきれないんです。

表面的に洗ったつもりでも、実は繊維にノネナールがびっしり付着したままなんてこともザラ。

洗っても洗っても、なかなかニオイが取れないのはそのためなんです。

このノネナールは、若い頃はほとんど作られないのですが、男性だと30歳ぐらいから徐々に体臭として現れてきます。

年齢とともに、ノネナールの元になる活性酸素に対する抑制力が弱くなっていくことが主な原因。

ちなみに、男性だと...と言いましたが、加齢臭は女性にも発生します。

女性の場合は、50歳をすぎた頃からこうしたニオイが目立つようになります。

また、体質的なこと以外にも、ストレス・食生活・生活習慣などの影響も受けることも分かっています。

だったら強い洗浄力の洗剤で洗えば解決できるんじゃない？

そうなんです。

一番簡単な解決方法は、高い洗浄成分を配合した洗剤で洗うこと。

そうすれば、

となるはず...。

ただ、そう簡単にいかないのが、この世の中。

通常、ほとんどの洗剤の洗浄成分には界面活性剤なるものが使用されています。

化学物質で、汚れとの相性がいい成分。

安価で洗浄力もあることから、価格を抑え大量生産したい企業にとっては、とてもありがたい成分です。

トイレ用洗剤だったり、食器用洗剤にもこの界面活性剤が使用されています。

問題は、その洗浄力の強さ。

好きなだけ強くすることはできますが、対象となるのは、衣類・寝具等、肌に身に着けるもの。

加齢臭等の汚れは、もちろん落とすことはできますが、強い界面活性剤は衣類等の繊維にダメージを与えてしまいます。

しかも、衣類だけならよいですが、身体への影響も考慮にいれなければいけません。

そういうわけで、企業側としては、加齢臭？ハイ、じゃあ強い洗浄力の洗剤を売りましょ！とは簡単にいけないんです。

その代わり、強めの香料等をいれた洗剤を販売し、香りで加齢臭をごまかすなんてことも無きにしも非ず...。

ここで、誤解されたくはないのですが、一般的な汚れであれば、普通の洗剤で問題ありません。

あくまで、加齢臭対策として考えた場合、こうした洗剤ではちょっと物足りない部分があるということ。